体験談
産後3週間でマイナス13キロ!私の母乳ダイエットの体験談

妊娠中は、妊娠前に比べてとても太りやすくなります。どれだけ気をつけていても太りやすくなるため、軽く10キロオーバーになる事なんてよくある事ですよね。私は、妊娠中に13キロも太ってしまいました。そんな私が産後3週間で体重を元に戻した体験談をお伝えします。
産後3週間でマイナス13キロ!私の母乳ダイエットの体験談
〈プロフィール〉
【名前】マカロン
【年齢】32
【出身】石川県
【職業】専業主婦
1)産前の生活からダイエットの決意へ
【1】つわりが時に日にひどくなった産前生活
妊娠する前は、パートで働いていました。ガソリンスタンドだったので、男の人と同じような内容の仕事もしていました。寒い冬などは外で接客をしていたので、キツかったのですが、楽しく仕事していました。そんな時、初めての妊娠が分かり、妊娠が分かったとほぼ同時につわりが始まりました。つわりは日に日にひどくなり、妊娠発覚から2週間後には一日中嘔吐する生活が始まりました。
それからパートはお休みを頂いていたのですが、私のつわりは思ったよりひどく、水分も取れないほどになっていたのと、2ヶ月半経ってもつわりが治らない事から、相談して仕事を辞めさせていただく事にしました。
【2】晩御飯の準備も出来ない時も
当時は夫と2人で暮らしていました。つわりでひどい時は、ほぼ自分の事だけ考えていれば良かったので、朝、夫のお弁当を作り、それからすぐベッドに戻り、体を休める事が出来ました。晩御飯の準備もできないほどつわりがキツかった日は、お弁当などを買ってきてもらい、食べてもらう事にしていました。その時は私の体調の都合でできない事が多かったので、夫には迷惑もかけましたし、たくさん助けられました。
【3】ダイエットに至る決意
辛かったつわりは、約3ヶ月続き、少しづつ食べれるようになってきました。吐きづわりの人は、つわり期間が終わるとご飯が美味しくてたまらず、ついつい食べ過ぎてしまう傾向があるようです。病院でも助産師さんに、その点を注意されていましたが、私もすっかりそのような状況に陥ってしまいました。
そして、つわりで痩せた分の体重を軽々と戻し、それから日に日に太る生活になってしまいました。甘いものがやめられず、中毒のようにアイスやチョコを食べていました。しかし私は、出産したらどうせすぐに痩せるだろう、と呑気に構えて、食べたいだけ食べていました。そして、最終的には13キロも太っていました。
実際に出産してみて、病院で体重を測ってみると、なんと、たったの3キロしか減っていませんでした。それは、赤ちゃんと、羊水や胎盤の重さしか減っておらず、残りは私の体に脂肪となってたっぷりついていた事になるのです。それで、このままではダメだ、と思い、産後ダイエットに挑戦しようと思ったのです。
2)妊娠で13キロの増量に!
【1】体型の崩れ
産前産後で、体重が13キロ増えた事はもちろんですが、体型にも大きな変化がありました。体型は、骨盤がどんどん開いて、お尻周りの肉がたくさんついてしまい、お尻が四角くなりました。とにかく下半身に脂肪が付いて、スタイルがかなり崩れました。
【2】腰痛が悪化
体重が増えて、骨盤も開くにつれ、腰痛がひどくなりました。お腹が重く、常に腰を反る体勢になってしまうので、腰にかかる負担がすごかったのです。何をするにも体が重いので、ちょっと立ち上がるだけで、よっこらしょ、とかけ声をするようになりました。
【3】体が疲れやすくなる
甘いものをたくさん食べていたので、糖分の取り過ぎで、体がだるく感じる事が多くなりました。健康的な妊婦さんとはかけ離れた状態でした。
3)私が行った産後ダイエット
【1】カロリー消費の多い授乳で
産後すぐに始まったのが、母乳育児でした。初めはおっぱいの量も少なく、赤ちゃんも少ししか吸ってくれませんでしたが、日に日に母乳量が増えていくようになりました。母乳育児の消費カロリーは、一日で、600カロリー以上にもなるようで、激しい運動をするのと同じくらいのカロリー消費になります。
産後は、とにかくおっぱいに、オムツ替えがエンドレスで続くので、忙しさと睡眠不足になり、ダイエットの余裕は無いのですが、知らず知らずの間にカロリーを消費する事が出来ました。
【2】お風呂で軽いエクササイズ
他にもした事は、お風呂の湯船の中でできるエクササイズを行いました。産後は激しい運動は禁物なのですが、出産の時に広がった骨盤や膣を締めるための運動なら産後すぐに初めても大丈夫でした。
肛門と、膣をギュッと締めるようにして力を入れ、下腹部にも力を入れて筋肉を使うようにします。それを、湯船の中で、20回ほど行いました。妊娠で大きくなったお腹を引き締めるのにとても効果があり、くびれができるようになりました。
【3】食事は和食中心に、間食は避ける
退院する際に、助産師さんに言われた事の一つに、乳脂肪分の多いお菓子や飲み物は、摂りすぎると乳腺炎を起こす事がありますので、注意して下さい。ひどい人は切開して膿を出さなければならなくなります。と、アドバイスされました。
それで、私は食事にかなり気をつけるようになりました。まず、良いおっぱいを出すために、白米はたくさん食べました。男の人のお茶碗一杯分は食べました。そして、体を温めておっぱいを出しやすくするために、根菜がたくさん入った豚汁、納豆、鮭の焼いた物など、和食中心にしました。
ご飯はしっかり食べ、間食はほとんどしませんでした。途中でお腹が空く暇もないほど赤ちゃんのお世話で忙しかったので、間食しなくても平気だったのです。そうした生活を続け、ある時体重計に乗ってみました。すると、なんとマイナス13キロになっていたのです。
4)特に効果のあったものは「母乳育児」
【1】母乳の消費カロリーはすごい!
これらのダイエットの中で最も効果のあったものは、やはり母乳ダイエットでした。1日の摂取カロリーよりも消費カロリーの方が上回ることで痩せる事が出来ますが、母乳ダイエットは、カロリー消費がとても激しいので、激しい運動を全くしていなくても、大幅にカロリーダウンできるのです。
実際のところ、私は産後3週間で、13キロ痩せる事が出来たので、妊娠で太った分は全てなくなりました。
【2】母乳ダイエットを知ったきっかけ
母乳ダイエットなんて、今まで聞いたこともありませんでしたが、インターネット上で、先輩ママたちの意見を見てみると、母乳による授乳中は何を食べても太らない!とか、好きなだけ食べても太らないゴールデン期間!といった声がたくさん聞かれました。本当にそうなのかな、と半信半疑で見ていましたが、実際は凄かったです。
【3】なぜ母乳ダイエット?
ダイエット法はたくさんありますが、産後は運動や、厳しい食事制限はしてはいけないので、母乳をあげるだけで痩せれる母乳ダイエットが1番良いと思い、選びました。また、赤ちゃんに母乳をあげれて自分も痩せれるのは一石二鳥でした。
5)ダイエット中の失敗談
【1】何を食べてもいいわけではない
母乳ダイエットは、何を食べても良いわけではありません。助産師さんが仰った通り、お菓子などばかり食べるとやはりカロリーも高いですし、おっぱいが詰まってしまいます。何を食べても太らないわけではなく、食べる物もきちんと選ばなくてはなりません。
【2】続かないケース
母乳ダイエットが続かなくなる理由として、完全母乳ではなくなることが挙げられます。おっぱいのトラブル、仕事復帰などの理由で完全母乳ではなくなると、その分はミルクで補う事になるので、当然のことながら授乳によるカロリー消費が減ります。そうなると、今まで通り食べていては痩せる事が出来ません。
6)生活の中で気をつけたポイント
【1】食習慣
食習慣はかなり変化しました。妊娠中は、甘いものや、揚げ物、炭水化物などを普通に食べ過ぎていましたが、産後は和食中心、間食はほとんどなし、食べても和菓子などを少しだけ食べていました。
【2】睡眠習慣
睡眠は、産後はどうしても睡眠不足になります。夜間の授乳は、2時間~3時間おきでしたので、常に睡眠不足で眠かったです。ですが、日中に、赤ちゃんが寝るタイミングで自分も寝るようにしました。本当は赤ちゃんが寝ている間に家事などをやりたかったのですが、体を休める事を優先にしました。
【3】運動習慣
運動も、産後は激しい事はしてはいけないので、湯船に浸かりながら膣と肛門を締める運動を軽く行う程度でした。何回でもやって構わない、と医師から言われていたので、湯船に浸かっている間はずっとやっていた時もあります。最低でも10回はやっていました。
7)母乳ダイエットの期間は限られている
【1】授乳期間は永遠ではない
母乳ダイエットは、赤ちゃんに母乳をあげている時のみ行えるダイエットです。ですから、離乳食も始まり、卒乳時期に近づいた頃になると、自然とおっぱいの量も減ってきます。そうなると以前のようにカロリー消費は望めなくなります。
【2】現在の状況は?
現在は、産後2年が経ち、すっかりおっぱいも卒業しました。ですから、やはり体重は2キロほど増えてしまいました。それからどう頑張っても2キロ減らせないままでいるので、やはり母乳によるカロリー消費はすごかったんだなと思いました。
【3】本当に夢の期間だった
現在は二人目を妊娠中で、ダイエットはしていないのですが、産後また母乳ダイエットをするつもりです。あの期間のように、食べても太らないというのは本当に存在しましたし、授乳の他にそのように簡単に痩せられるダイエットはないと思います。
8)これから母乳ダイエットを始める方へ
産後は目まぐるしく一日が過ぎて、自分の事に構う時間なんてほとんど無いと思います。ですが、妊娠中に太ってしまった分を簡単に落とす方法として、母乳ダイエットは最適です。赤ちゃんに栄養のある母乳を届けながらも、自分は痩せる事ができるので、一石二鳥と言えます。
体を十分に休めながらもダイエット出来るので、是非無理のない範囲で母乳ダイエットに挑戦してみてください。何を食べても太らない夢のような期間ですが、授乳期間が終わりに近づくにつれ、カロリー消費が減っていきますので、今まで通り食べていると痩せにくくなるので気をつけてください。
また、乳脂肪分の高い物は避けるようにしてください。おっぱいが詰まると激痛ですし、その激痛に耐えながら助産師さんにおっぱいマッサージしてもらい、膿を出さなければならなくなるからです。ある程度の量と質を守りつつ、母乳ダイエットして下さいね。
まとめ
【1】母乳育児によるカロリー消費は一日600カロリー以上!
【2】完全母乳を目指すママにとって最適なダイエット
【3】和食中心で、間食は控えめに
【4】伸びきったお腹は軽いエクササイズで引き締める
【5】母乳ダイエットは期間限定であることを忘れずに
【6】リバウンドに気をつけて

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